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2006/02/04

バリの建築
















バリに行った時に感じた事は・・・
至る所に、古い状態の建築物(お寺)が沢山残っているなぁ~ということ。
日本と違い立て直しや、改修は、あまりしないのだろうか?
日本のお寺は、耐震工事や補修を加えているけれど、
バリでは、耐震や老朽化対策とか、そもそもないのだろうけど。

 ↑ 写真は 『ブサキ寺院』
 霊峰アグン山の中腹(標高900m)にある 『ブサキ寺院』 
 「バリ・ヒンドゥー教」の総本山で、母なる寺院と呼ばれている。
 16世紀にゲルゲル王朝の王家の葬儀寺院としてその地位を確立した。
 寺院の構成は30ぐらいある大小寺院の集合体で、メインの
 「シバァ」「ブラフマ」「ヴィシュヌ」のヒンドゥーの三大神を祀る寺院を中心に、
 各まちまちの寺院が集まっている。

霧の中、苔むした石造が天に向かって聳え立つ姿はとても美しかった。
バリで見た建物の中で、一番高い建物だったような気がする。
たしか、ガイドのスカルマンが「ブサキ寺院には、最高の神様が祀られているので、
バリの一番高い所に作られていて、バリではここより高い場所には建物がない」
って言っていたっけ・・・。

バリ人が新宿の高層ビルや汐留辺りを見たら、驚くだろうなぁ。
神様が居ないのに、やたらと高いから(笑)

先日、用事があって久し振りに表参道を歩きました。
「表参道ヒルズ」 が姿を現していました!
中学か高校生の時に、初めて表参道を歩いた時、朝陽を浴びた並木道に、
同潤会青山アパートが溶け込んでいて、こんな東京もあるんだぁ~!
って、感動しました。
アパートが取り壊されて、どんなになってしまうんだろう???って心配でしたが、
「表参道ヒルズ」 と呼ばれる低層の複合ビルには、
同潤会青山アパートの外壁の一部を再生した「再生建物」も一部存在し、
昔ながらの並木道に溶け込めそうでした。
日本のこれからは、高さを競うだけの建築ではなく、
昔からの街の姿を維持しながら、新しい姿へ変貌していって欲しいなぁって、
思いました。

もうすぐ完成!今度早起きして、朝陽を浴びた建物を見に行きたいです!

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