☆初☆海外の思い出 ① 「悪友たち」

私の初・海外旅行は、２００１年９月でした。
カナダのバンクーバーへ移民した友達「M」に会いに行き、
その後一人でトロント＆ナイアガラを観光しました。
社会人になって初めて取れた８連休♪（前日まで終電残業の日々でしたが・・・）
この滞在は私にとって初海外＆初一人旅だったのですが、友達Mは仕事の為
「空港まで迎えに行けないから、到着したらTAXIでダウンタウンまで移動して、
ひとりで観光していてね！」との事。
おまけに「TAXI運転手はターバン巻いたインド人がほとんどで、
英語が通じないので身振り手振りでがんばって！」と・・・
なんでカナダにインド人？？？との疑問より、
果たして私は無事にたどり着けるのかが不安でした(-_-;)
幸い出発の２日前、別の友達ルルが同じ日の別の便で行く事を知り、
私はこっそり空港で待ち伏せする事にしました。私
は成田１７時発のエアーカナダ便、ルルは１９時発のJAL便、
到着後２時間空港でウロウロしていました（笑）
しかし、バンクーバー国際空港は広くて明るくて綺麗で、本当に素敵な空港！
空港探索していたら２時間なんかあっという間！大好きなスタバもあちこちに！
それにしても・・・ルルが到着ゲートに着いたら、
私が出迎えたものだから、ルルは大爆笑！

それから、２人でTAXIに乗ってダウンタウンへ行きました。
ルルは何度かMの所に遊びに来ているうちに、Mのバンクーバー友達とも仲良くなり、
今回は、ダウンタウンに住むはその友達（元モデル）の部屋に泊まる事に。
ダウンタウンに着いてから、その夜はみんなでご飯を食べる約束をし、別れました。

それにしても、バンクーバーはアジア人だらけ・・・
中国・韓国・日本・タイ・インド人・・・。純粋なカナディアンがあまり居ない！
（←この時期はカナダの夏休みで居なかっただけみたいでしたけど。）
かなりの衝撃でした！
Mとも無事に再会でき、その夜はタイ料理を食べに行きました。
その夜はMの部屋に泊まりましたが、Mのルームメイトの事情で、
翌日からMもルルもお世話になっていた
中国人リーさんのB＆Bに泊まる事になりました。
（リーさんは筑波大学で働いていた事もあり、日本語がペラペラ、
おまけにきれいなお家なのに１泊３千円しないのです。
とても親切な人で良かったです！）
翌日もMは仕事なので、その日はルルが一日付き合ってくれました。

バンクーバーは市バスとスカイトレイン（現地の日本人居住者はスカトレと呼ぶ）と
シーバス（４００人乗りフェリー）を乗りこなせば行きたい所へは全て行けます！
しかも、すべての乗り物が同じチケットで乗れるのです！
運賃は３つのゾーンに分けられていて、そのゾーン内なら何に乗っても料金一律。
そしてトランスファーチケットと言って発券から９０分は有効なので、
無料のルートマップ片手に効率良く乗りこなせばとってもお徳☆
市バスは市内を縦横無尽に走っているので、
停留所ごとに乗り換えて行きたい所へ辿り着けるので、みんな本当に歩かない（笑）
しかし、こんなにもお徳なのに　「キセル・無銭乗車が当たり前！」
市バス運転手もいちいちチケットの時刻見てないし、
スカトレに及んでは改札もなく、運転手も車掌もいない自動運転なので、
チケット購入しなくても乗れてしまうのです！
まず、私はこのキセルと無銭乗車の極意を悪友たちに教わった(-_-;)
良心が咎めたが、ここバンクーバーで生きていくにはこれは「必須」との事！

そう、ここは他の都市と違い、観光と飲食業がメインで、企業がほとんどない為、
仕事が少なく、大抵の人は所得が低いのです。
しかし、物価がものすごく低いので、生活には困らない。
世界の有名人が「素晴らしい自然との融合の街」に
セカンドハウスを所有しているのです。

町でスーツ姿を見たのは１度きり、車はライトが付かなくても当たり前、
日本で車検に通る車はおそらく一部、扉が外れてガムテープで止めてある車も！
みんな贅沢はせず、ブランドではないおしゃれを知っている。
とても素敵なカナディアンの青年も、ターバン巻いたインド人も同様に、
バスの運転手だったりする。
友達から聞いた話だが、カートを押してビンを集めている人がいるらしいのだが、
これもれっきとしたお仕事になるらしい。
歩くのが面倒になるとビーチにカートを置いて寝ていると、
ビーチに遊びにきた人が飲み干した空きビンをカートに入れてくれるので、
貯まったら押して帰るのだそうだ（笑）

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